IMPROVEMENT &|OPTIMIZATION運用改善・最適化

国内家電メーカーのWebサイト基盤のリニューアル時に、Webコンテンツ制作の新たなルール策定と運用サポートを担当。同社のWebサイト基盤は、数十社の制作会社によって利用され、配下の数百のサイト、数十万ページを包含しており、リニューアルには大規模なインフラ整備が必要とされました。当初はマニュアル作成のご依頼からスタートしましたが、案件を進める中で、システムの運用を円滑化するための根本的なルール策定まで担当することとなりました。

• ・ システム全体の運用方針の策定
• ・ 決定した方針に基づいた、Web運用の効率化

「ユーザーにとって使いやすく分かりやすい」という点を、Webサイト制作の大きな指針とし、Webシステムを利用する制作サイドの声を反映しながら設計・仕様を策定。より円滑に運用するために、運用手順マニュアルも作成しました。
また、様々な企業の、様々な立場の方々が関わるプロジェクトであったため、進行を円滑にするための全体的なサポートも担当しました。

幅広い領域で設計、開発、製造の開発支援を手がける大手エンジニアリング企業の、社員採用活動をサポート。コミュニケーション設計、コンテンツ制作、運用支援により、効率的で質の高い採用活動に貢献しました。
クライアントは以前より、就職フェアでの採用活動を行っていましたが、コストに対する効果を実感できずにいました。また、競合他社が多数存在する中で、採用フローの途中での離脱率が高いことも課題とされていました。
そのため、従来の採用活動を根本から見直す施策が求められました。

• ・ 採用数を増やしつつも、優秀な人材を確保するための戦略策定
• ・ 継続的に効果測定が可能で、具体的な改善につなげることができるコンテンツの設計

まず、30名以上の社員や採用関与者への取材を通して、採用活動における課題を抽出。その上で、競合他社との比較から、クライアントの強みと弱みを分析し、コミュニケーションコンセプトを策定しました。
内定者のペルソナを設定し、カスタマージャーニーマップを設計した上で、有効なコンテンツの検討を重ねた結果、従来の、就職フェアなどをタッチポイントとした採用活動から、オウンドメディアやFacebook、Twitterの運用、採用サイトのランディングページへの誘導など、Webをタッチポイントとした採用活動へとシフトすることとなりました。また、選考の各ステップにおいて、学生の入社見込み度を数値化することで採用チームのアクションを効率化。効果測定を行い施策の改善点を明確化するために、マーケティングオートメーションを導入しました。
これにより、学生が企業を認知した段階では、就職活動のノウハウを提供し、企業に関心を持った段階では、エンジニア職への親和性を醸成するコンテンツで興味を促進、他の企業と比較・検討している段階では、他社と差別化するコンテンツを定期メール配信するなど、綿密なストーリー設計に基づいた、採用活動が実現しました。